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睡眠と食事

なかなか眠ることができずに困っているという方の中には、
「食べればたちまち眠りに落ちるような、そんな食べ物がないかな・・・」なんて、
考える人もいるかもしれませんね。

残念ながら、今のところ、そのような便利な食べ物はこの世の中にはないようです。
しかしながら、それとは逆に、この世の中には睡眠を妨げる食べ物があるということについては
かなり判ってきています。早寝早起きをしたいという人は以下のような食べ物を食べるときには
注意してください。

まず、「脂肪分の多い食事」は、睡眠にはあまり良い影響を与えないということが分かっています。
これは肥満との関連性も高いと思われます。日常的に脂肪分の多い食事を摂り続ければ、
当然の結果として私たちの身体はどんどん太っていきます。

そして肥満体になると睡眠時間だけでなく、睡眠の質も低下してしまうことが分かっています。
その理由としては、肥満になると睡眠時無呼吸症候群になる確率が高くなることや
満腹・空腹中枢が混乱することによって睡眠が中断されることが考えられます。

睡眠を妨げるもの

「カフェイン」や「アルコール」も要注意です。
特にカフェインは夕食後に摂ることは避けるべきだと言われています。
なぜなら、コーヒーや紅茶、緑茶などカフェインを含んだものを摂取すると、
摂取後数時間程度は睡眠を妨げる効果が持続するからです。

アルコールに関しては意外に思う方も多いかもしれません。
寝酒は睡眠に有効だと思われがちだからです。しかし実際には、それは間違いのようです。
アルコールの摂取は睡眠サイクルを混乱させる作用があります。

さらに、睡眠が始まるまでの時間を遅らせ、結果的に睡眠時間を短くしてしまいます。
私は以前、ワインを飲むとよく眠れるようになるという専門家の人の話を聞いたことがあったので、
少し調べてみました。

すると、赤ワインにも白ワインにも睡眠誘導作用のあるメラトニンが
含まれていることは事実のようです。しかし残念なことに、
メラトニンはアルコールと一緒になるとその効果が相殺されてしまうようです。

こういった食品を摂取するときには注意が必要です。
(ただし、ワインではなく、赤ブドウを皮ごと食べるとメラトニンの働きが
活発になるので睡眠に良い効果が期待できるということです。)

睡眠を助けるもの

それでも、なにか睡眠を助けるような食べ物はないかと一応調べてみました。
よく聞くのは「寝る前に一杯のホットミルクを飲むとよく眠れる」というものです。
しかし、どうやらミルク自体に催眠効果があるとは言えないようです。

たしかにミルクには催眠効果のある「トリプトファン」という物質が含まれています。
しかし、その量はごくごく僅かで、すぐに眠れるほどの効果は期待できません。
だからといって、この話がまったくのデタラメかというと、そう言うわけでもなさそうです。

というのも、ホットミルクを飲むとホッとリラックスできるのでそれが良いという意見もあります。
また、温かい飲み物を飲むことで体温が上がり、そこで布団に入ると、
その後体温が下がりはじめて眠りに入りやすいという効果はあるようです。