寝過ごす女性

朝活とは

「早起きは三文の徳」という言葉がありますが、朝の時間帯というのは独特の雰囲気があり、自分ならではの活動をするチャンスと言えます。
ビジネスの現場でも朝活を積極的に利用している人が多く、忙しくなる昼間の前に必要な作業を全部済ませて準備を整えておくというふうなやり方をしています。

まず最初にも挙げた「早起きは三文の徳」の意味について少し説明していきます。
もともとは古代中国の文献にある「早起三朝當一工」という言葉が日本に伝わって訳されたものというのが有力な説です。
「三文」とは現在の貨幣価値にするとおおよそ100円程度とされていますが、もともとの文章に具体的な金額を付け足したことにより一般市民の生活に浸透していったようです。

三文がどこから来たかということについてはいくつか説があります。
江戸時代に土佐藩で行われていた、早朝に河川敷の堤防の見回りをした人に三文の報奨金が出されていたからとも、生類憐れみの令により家の前に動物が死んでいると罰金となったので早起きをして片付けていたからとも言われています。

いずれの説にしても、早起きをすることによりほかの人が眠っている間に自分だけができる仕事をすることができるということで共通しているでしょう。

朝の時間帯は夜中に比べて他に活動している人が少ないことから、電話やメール、雑談などで仕事を中断されることなく、自分だけの時間の使い方ができることが大きなメリットです。
朝の活動内容は仕事だけでなく、ジョギングなどのエクササイズをしたり、好きな本を読んだり資格の勉強をしたりといったことにも使えます。
他の人に邪魔をされたくない自分のための時間を使うということこそが「朝活」の本質的な意味なのです。

タイムスケジュール例

朝活のタイムスケジュールとしては、だいたい日昇前の5時前後に起床をするのが一般的です。
普通の会社で勤務をしている人の場合、始業時刻は8時30分~9時くらいなので、朝活を意識していない人ならばだいたい7時前後に起床をするのではないかと思います。

そこで5時くらいから活動をすることで、約2時間程度は自分のために時間がとれることになるのです。

メリット

朝活で2時間使うなら、2時間遅く寝ることにして「夜活」にすればいいじゃないかと思う人もいるかもしれません。
ですが夜中というのは意外に誘惑が多く、自分だけの時間を使うというのが難しい場合が多いです。

早起きをするためには早めに寝なくてはいけませんし、逆に早起きをすることで夜の寝付きを良くすることにもつながっていくでしょう。
人は朝起きてから2時間くらいしてから頭が動き出すというふうにも言われていますので、ちょっとだけでも早起きをすることにより、仕事のパフォーマンスを高める効果もあります。